長男の前歯がぬけた!その歯は癒合歯(ゆごうし)でした
うちの長男、10歳にしてようやく前歯が抜けました!
10歳で前歯って遅くない……?
そう、遅いんです。
長男の前歯は癒合歯という歯だったので、抜けるのが遅くなってしまったのです。
癒合歯ってなに?
癒合歯とは、隣同士の2本の歯が結合して1本の歯のようになった状態のことです。
永久歯よりも乳歯に発生率が高く、乳歯では3~4%だそうです。
癒合歯のリスク
- 虫歯になりやすい
- 永久歯が生えにくい
- 生え変わりが遅い
- 歯並びが悪くなる
- 生えてくる永久歯の数が少ない可能性がある
癒合歯のリスクにはこのようなリスクがあるそうです。今のところ、2永久歯が生えにくい,3生え変わりが遅い、は長男に当てはまっています。
長男くん癒合歯の歴史
長男は1歳半健診のときに、向かって左の前歯とその隣の歯が癒合歯だと指摘されました。そのときは「永久歯は普通に生えてくるから心配いらない」と歯医者さんに言われたのであまり気にしていませんでした。
周りの子が年中~年長にかけて歯が生え変わり出す中、長男の歯はうんともすんとも言いません。どうやら長男は歯の生え変わりが遅いタイプのようで、1年生のときにようやく最初の歯が抜けました。
前歯となるともっと遅く、癒合歯でない方の前歯が抜けたのは2年生のときでした。
片方の前歯が抜けるとすぐに永久歯が生えてきました。しばらくするとその永久歯の前歯と、乳歯のままの隣の癒合歯の大きさの違いが目立ち始めるようになります。相談をしに歯医者へ行った方がいいかな……と思っているとコロナが流行し出し、歯医者へ行きづらい状況になってしまいました。
歯医者に行けないまま時間が過ぎ、気がつくと長男は10歳に。前歯が抜けていないのはさすがにヤバイ!と本気で思い始めました。
本人も前歯の大きさの違いが気になるのか頻繁に癒合歯をいじっていました。すると本人から「歯がグラグラしてきた!」との報告が。そして、ついに前歯が抜けたのです!
ところがところが!前歯の隣の歯は抜けず、癒合歯は歯茎にくっついたまま。歯が宙ぶらりんな状態になりました。その後も歯は抜けそうで抜けず、そうこうしてるうちに前歯の永久歯が生えてきたのです。
歯がこのようなありえない状態になり、いよいよ歯医者へ行くときがきました。
ついに…抜歯!
長男の歯を見ると、「あ〜これは抜いちゃった方がいいね」と、先生。
本人も「抜いた方がスッキリするから」と覚悟を決めました。
バナナ味の麻酔薬を歯茎に塗り、ペンチを取り出す先生。
先生がペンチに力を入れると、ぴょーんと歯が空を舞い、無事に歯が抜けました。
レントゲンで前歯を撮ってもらうと、前歯の隣の歯も歯茎の中にいるようでした。この歯がきちんと外に出てこられるかはまだわからないので、今後も経過観察をしてもらうことになりました。
癒合歯は気にかけておいた方が良い
うちの場合は私がのんきに構えすぎて、長男の前歯が抜けるのが平均よりだいぶ遅くなってしまいました。やはり、普通の歯より多少リスクがあると考えて、早め早めに対処した方が良かったと今では思います。
とりあえず、今回無事に前歯とその隣の歯は抜けたので、歯医者に通いながら注意深く経過を見守っていこうと思います。